韓国ウェブトゥーンを日本語で読む一番早い方法は、ふきだしの中のハングルを認識して同じ場所に日本語を入れる翻訳アプリを使うことです。日本語版の配信を待つ必要はありません。NAVER WEBTOONやKakao Webtoonで正当にアクセスできる話数なら、公開された瞬間から自分で読めます。原作の絵はそのまま残り、文字だけが日本語に置き換わるので、読むテンポが崩れません。
日本語版がまだ出ていない、あるいはそもそも配信予定がないマイナー作品ほど、この差は大きくなります。半年待つか、いま読むかの違いです。
Papagoのスクリーンショット方式が結局面倒な理由
ウェブトゥーンのファンの間で定番なのが、コマをスクリーンショットしてPapagoアプリに貼り付け、訳文を読んでからまた元の画面に戻る方法です。一コマなら悪くありません。ただし一話が三十コマ以上ある作品だと話は変わります。スクショを撮り、アプリを切り替え、画像を選び、訳文を読み、また戻る。この往復を三十回以上繰り返すと、読んでいるという感覚より作業をしているという感覚のほうが強くなります。
しかも訳文はふきだしの外に別枠で表示されるため、絵とセリフを目で往復する形になります。ふきだしの中にそのまま置き換わるわけではないので、レイアウトはその都度崩れます。
方法ごとの違い
| 方法 | アプリを切り替える必要 | ふきだしの中に置き換わるか | 縦スクロールのまま読めるか |
|---|---|---|---|
| マンガモード付きの翻訳アプリ(Yomi) | 不要、同じ画面のまま | 置き換わる、大きさも合わせる | 保つ |
| Papagoスクショ方式 | 必要、コマごとに往復 | 置き換わらない、別枠表示 | 崩れる |
| ブラウザ翻訳拡張 | 不要だが公式サイトのみ | 絵の上に重なることが多い | 崩れやすい |
| クラウドOCRサイト | 必要、画像をアップロード | 置き換わらない | 保たない |
表を見ると分かる通り、往復の回数を減らせるかどうかが読みやすさの分かれ目です。
実際の手順
- 正当にアクセスできる話数を、スクリーンショットまたは画像として用意します。
- 縦読みのウェブトゥーンに対応した翻訳アプリでその画像を開きます。
- ふきだしをタップします。ハングルが消え、大きさの合った日本語がその場に入ります。
- スクロールしながら、次のコマが出るたびに同じ動作を繰り返します。アプリを切り替える必要はありません。
韓国語の音も一緒に覚えたい場合、日本語と並べてハングルの読み方を表示する学習モードを使うと、繰り返し出るセリフから自然に単語が耳に残ります。
更新が止まっている作品ほど効く
日本語版の配信が途中で止まっている、あるいは連載自体は続いているのに翻訳が追いついていない作品は珍しくありません。そういう作品ほど、原語の話数を自分で読む方法の価値が上がります。次の話をただ待つのではなく、正当な手段で読める分から自分で日本語にして追いかけられます。翻訳アプリの選び方全般はウェブトゥーン翻訳アプリの記事にまとめています。
よくある失敗
- 一話分を一枚の巨大な画像として読み込み、まとめてOCRをかけてしまう。コマ数が多いほど読み取り順がずれ、セリフが本来と違うコマに紛れ込みます。
- ふきだしの外にある擬音語やモノローグの文字まで訳されると期待してしまう。多くのツールはふきだしの中の文字が対象で、絵に直接描き込まれた効果音は原語のまま残ります。
- 日本語版がすでに配信されているかを確認せずに、原文をそのまま訳してしまう。すでに配信されている作品はそちらを読むほうが早く、制作側の収益にもなります。
正当に持っている話数を、自分が読むために
すでにアクセス権を持っている話数を、自分で読むために翻訳するのは個人利用の範囲です。訳した画像を再配布したり、まとめて公開したり、正式な日本語版のように見せかけたりするのは別の話で、作家やプラットフォームの収益を奪う行為になります。日本語版が出ている作品はそちらを買って読んでください。自己翻訳は、まだ日本語に届いていない話数のための手段です。
スクロールを止めずに読む
Yomiのマンガモードは、ウェブトゥーンの画像を読み込んでふきだしをタップするだけで、ハングルが消えて同じ場所に日本語が入ります。アプリを切り替える必要も、コマごとに貼り付け直す必要もありません。背景の絵は残ったままなので、スクロールしても物語の流れが途切れません。アカウント登録も不要です。韓国語のスラングや擬音語の読み方に迷ったときはウェブトゥーン用語の記事も参考にしてください。